Brainwoods Staff Blog

ヨガの世界

こんにちは。翻訳事業部の春日です。真夏のような日が続いていますね。体調など崩されていないでしょうか。 最近は、暑さなどで動く気がしない時ほど身体を動かそうと心がけており、ジムで習っているヨガが日課となりつつあります。身体に良さそうという軽い動機で始めましたが、思った以上に奥深い世界でした。 そもそもヨガ(Yoga)とは何ぞやといいますと、サンスクリット語で「頸木をかけて家畜を御する」を意味する「Yuj」という単語が語源と言われています。転じて、乱れがちな心と身体のバランスを保つ意味で、現在の使われ方になったようです。 ヨガで大事なのは「あるがままを受け入れる」ことで、ポーズの完成度ではないと考えています。周囲の世界をシャットアウトして自分との対話を深めることから、ヨガは「動く瞑想」と呼ばれることもあります。呼吸に合わせたポーズを通じてその時の自分を見つめる、良し悪しを求めることなくそのまま受け入れる——同じ東洋発祥のためか、こういった考えは禅に通じるものがあり面白いですね。 個人的には、ハードに動くほど自分にのめり込めるので、クールダウン時のリラックス効果が高い気がします。いったい何を目指しているのかとしばしば言われますが、自分でもそれはよく分からず、しかしそれでいいのかもしれないと思う今日この頃です。 スピードに追われる今の時代では、立ち止まることは大事だと思います。ヨガに限らず、自分の内側に向き合う時間を作ってみてはいかがでしょうか。

人生を、変えたもの

こんにちは、翻訳事業部の小林です。 突然ですが、皆さんには、「あれで人生変わったよなぁ」というモノや事はありますか?私の場合、それは「ビートルズ」でした。 私が中学1年生の時、父親が当時発売されたベスト盤を懐かしがって買ってきて、それを聴いた瞬間、一発で好きになってしまいました。 それ以来、親に「テストでいい点とったらビートルズのアルバムを買ってくれ」とせびり(今思えば大変したたかでした…)、学校から帰ったらビートルズをCDで流し聞き、そのまま寝落ちする…など、とにかくずっとビートルズを聴いていた気がします。最初は単に彼らの曲のメロディが好きだったのですが、徐々に歌詞への興味が湧き、CDに付いている歌詞対訳を見て真似て歌ってみたり。 そうしているうちに、徐々に英語が好きになりました。そしていつかイギリスに行ってみたいな、と思うようになりました。 その後、英語への興味から大学では英米文学科へ進み、イギリスに1年留学する機会にも恵まれました。(もちろん、その間にビートルズゆかりの地巡りもしましたよ!)そこで素敵な友人や今の夫と出会い、さらに大学卒業後はブレインウッズに就職し、翻訳に関わる仕事に就いて、今に至ります。 あの時、父が買ってきたあのCDを聴いてなかったら? 英語に興味を持つことなく、イギリスにも行かず、別の人と結婚し、別の仕事に就いていたかもしれません。この時のことを考えるたび、人生を変えるきっかけは、ふとしたところに転がっているのだな、と思います。 そう思うと、一日一日、新たに出会う人やモノに、大切に向き合っていこうという気持ちになります。 皆さんも、どうか一日一日を大切に。今日の出会いが、人生を変えるかもしれませんよ。