ステイホーム
翻訳チームの高です。ステイホームは皆様いかがお過ごしでしょうか。 東京オリンピックが閉会し、パラリンピックの観戦を楽しみにしている方が多いのではないでしょうか。 私は、2032年のオリンピックが小学生時代を過ごしたブリスベンでの開催が決定し、少し気が早いですが期待を募らせています。 さて、ブリスベンの小学校で培った英語力を上げるために、私はステイホーム期間中、本を読むようにしています。 最近、フランスの小説 The Phantom of the Opera(オペラ座の怪人)の英語版を読んだのですが、感嘆符「!」がやけに多いことが気になりました。 “The Opera ghost!”「オペラ座の怪人だ!」と、驚いたときのセリフにつくのは納得できたのですが、主人公のナレーション部分にも感嘆符が頻繫に登場しました。 気になって調べてみたところ、フランス語で使われる感嘆符は英語ほど強くないようで、少し動揺しているときでも(声を張り上げていなくても)付けるようなのです。 「!」の使い方一つにも文化の違いが表れていて、大変興味深い学びでした。 他にも、「!」や「?」など句読点の一部においては、前にスペースを入れるようです。 例)Fatôme de l’Opéra ! 翻訳された文章を読む際には、元となっている言語の文化について考えながら読むと、また違った面白味を感じられるかもしれません。