Brainwoods Staff Blog

The Rule of Time

This is Alastair from the Communication Design division. It’s been a while since we’ve written in English on this blog, and as for myself, it’s been nearly four years since I’ve had a chance to do so! How is everybody? I hope you’re all doing well despite the global situation. Recently, my team has been getting used to working from home, but whilst doing so we’ve also been brushing up on our business skills with a book titled “あたりまえだけどなかなかできない仕事のルール” (quick translation: “Obvious Yet Difficult: Rules for Work”), authored by Hamaguchi Naota. It’s a popular style of business book: easily digestible nuggets of wisdom, each taking up one spread. Last week’s theme was “約束の時間より 5 分早く行こう” (“Arrive 5 minutes earlier than promised”). We found that within our own company, attitudes to time differ, with some people considering 10 minutes to be better, and others who see no problem with arriving just on time. I’ve also heard of some particularly strict companies at which employees are expected to arrive 30 minutes before any scheduled meeting! If attitudes differ within a culture, are there also larger trends between cultures? As a multi-cultural office we’re certainly interested in finding out! Chronemics is the study of time’s role in communication. It is concerned with how people orient themselves around, understand and organize themselves around time, which affect personal differences in our perception of time and result in difference of communication regarding time. In my personal experience, the majority of Japanese people I’ve met have been […]

大人のための読み物こそ少年漫画

こんにちは。映像翻訳事業部の菅井です。 6月に入り、最近は雨ばかりで、より一層おうちで過ごす時間が増えてきた気がしますね。皆さんはおうちでどのように過ごしていますか?私は美味しいものをつまみながら、漫画を読むのが最高の幸せです。兄の影響もあり、小さい頃から少女漫画だけでなく、少年漫画もよく読んでいました。でもその頃はどちらかというと少女漫画の方が好きで、白馬の王子様を夢見る系女子でした。少年漫画にどっぷりハマったのは少し大人になってからです。名前の通り少年向けの漫画ですが、最近では大人向けのストーリー設定の作品が増えてきて、大人こそハマってしまう漫画になってきているのではないかと思います。 その中でも私の大好きなONEPIECE は、発行部数4億5000万部を超え、全世界で読まれている大大大人気少年漫画です。ただの特殊能力を持っている男の子と仲間たちが何かを目指して冒険するだけの話なら、世界中がこんなにも夢中になる大人気漫画になっていたでしょうか。作者のつくるONEPIECE の世界観は、実は現実世界とリンクしていたということを知っていましたか?主人公のルフィはONEPIECE を求めて色々な島を旅するのですが、その島にでてくる建物や景色、人々にはきちんとモデルになる場所があります。例えば、ヨーロッパのスペインやイタリアがモデルの島では、情熱的にフラメンコ(てきなもの)を踊る踊り子がでてきたり、コロシアムと呼ばれる戦士達が戦うのを市民が観戦する場所(見た目がほぼコロッセオ)などを舞台に物語が進んでいきます。漫画の中に出てくる海賊の多くは、現実世界の大航海時代で名を馳せた海賊がモデルとなっています。(それだけの理由で高校時代は世界史選択でした。)また、ONEPIECE は現実で起こっている社会問題を作品を通して、現代社会に訴えかけるようなストーリー設定が多くあります。例を挙げると、魚人島で起こった魚人と人間間の差別です。お互いのことをよく知らないのに、見た目が、食べるものが、言葉が違うだけでお互いを知る前に壁を作って嫌ったり、怖がったする。そんな描写がたくさん描かれているお話でした。今まで考えているようで、深くまで知ろうとしなかったことが、少年向けのまっすぐな言葉だからこそ、がっつり胸に響くのです。ONEPIECEは、連載が開始されてからもうすぐちょうど23年になります。作者はある取材で、すでにストーリーの8割が終わっていることを明言しているんです。今は、たぶん最後から2番目の島であろう日本をモデルにしたワノ国で、今まで以上におもしろくて、ワクワクする冒険の最中です。大人になった今だからこそ、改めて少年漫画をぜひ美味しいおつまみを食べながら、ゆっくり読んでみてください。

異文化理解力

キャリア・コンサルティング事業部の中島です。昨年のラクビーワールドカップは大変盛り上がりましたね。日本代表チームの素晴らしい活躍が感動を与えてくれました。その日本代表チームの姿に日本の未来のかたちを想像したのは私だけでしょうか。一昔前までは、「外国人」と呼ばれた選手と「日本人」選手がワンチームとなって、強豪国に立ち向かう姿は、今後、私たちが目指すべき姿なのかもしれません。 そうした未来に備えて、是非お勧めしたい本があります。タイトルは、『異文化理解力』。 著者は、ビジネススクール「インシアード」(INSEAD)教授のエリン・メイヤー氏。監訳者は田岡恵氏、翻訳者は樋口武志氏で英治出版から出版されています。この本の帯には、「海外で働く人、外国人と仕事をする人にとって、語学よりもマナーよりも大切なこと」とあります。まさに、語学よりもマナーよりも大切な、自分と相手の文化の違いを知る・理解することを教えてくれる本です。日本で生まれ育った私には、まさに目から鱗の連続でした。 特に、ビジネスの現場で直面するケースごとに具体的な事例が紹介されていて、実践的な知識を習得できます。これから、文化の異なる人とチームを組もうとしている人に是非、お勧めしたいです。 私たちは、「世界の人と人を結ぶグローバルコミュニケーションカンパニー」を目指して、翻訳・通訳の他、英語研修や外国語人材を派遣・紹介するサービスを展開しています。単に語学力のサポートにとどまらず、よりよいコミュニケーションに向けて、相手の文化を知ることの大切さをクライアントやパートナーの方々と共有していけたらと思います。

マインドフルネス、自律神経、自分のための時間と場所について

翻訳事業部の田島です。 皆さん、年末年始で忙しい日々を過ごしているのではないでしょうか。 さて今回、ここ数年、 ビジネスに役立つスキルとして注目を浴びている「マインドフルネス」についてお話します。 マインドフルネスに関する書籍をAmazonで検索すると、いろいろな本がヒットしますが、共通しているのは、「今ここにある状態」に意識を向けること。その効果として、集中力が増したり、感情のコントロールができるなど、仕事にも生活にも良い効果を及ぼすといわれています。 ところで・・・ 集中して仕事した後の帰り道に、ふと、何かに気づくことってありませんか? 例えば「いいアイデアを思いついた!」 または、「しまった!あれを忘れてた!」など。 これは、自律神経の働きに関係していて、仕事中の「戦うモード(交感神経優位)」から「つながるモード(副交感神経優位)」に変わることによって起こります。緊張やスピードを求められるビジネスの現場では、自然と「戦うモード」になりかちですが、実は、視野が広がる・気付きが増す、相手と上手くコミュニケーションを取るためには、「つながるモード」が必要なのです。そして、「今ここにある状態」に意識をむけるマインドフルネスの考え方や手法は、「つながるモード」を作り出すのにとても有効です。 そんなモードになる余裕はない!と思うかもしれませんが、例えば通勤途中歩いている時、一人で食事をする時、寝起きなど。その時の感情や、体の感覚(リラックスしている、緊張して息が浅くなっているなど)に意識を向けるだけでも、マインドフルネスになって「つながるモード」になるきっかけになります。 このタイミング、せっかく年末年始のお休みもありますので(さらに忙しいかもしれせんが・・・)、是非、皆さんも、自分の状態に意識を向けるための、ちょっとした時間・ちょっとした場所を用意してあげてくださいね。 *ビジネスにおけるマインドフルネスについては、次の本がお勧めです。 『サーチ・インサイド・ユアセルフ――仕事と人生を飛躍させるグーグルのマインドフルネス実践』(チャディー・メン・タン著/英治出版) *写真は、私のマインドフルネスの源です。

レイ・ブラッドベリの季節

こんにちは。翻訳事業部/コミュニケーション・デザイン事業部の久戸瀬です。 10月に入り、事務所のある表参道界隈ではハロウィーンのオーナメントでおしゃれに飾り付けをしたお店をたくさん見かけるようになりました。 この時期、私には読みたくなる本があります。中学生の頃に図書館で見つけた、アメリカのSF小説家レイ・ブラッドベリ(1920‒2012)著「ハロウィーンがやってきた(原題The Halloween Tree)」です。当時ハロウィーンは日本ではあまり馴染みのない行事でしたが、映画のワンシーンや夕方のニュース映像などでなんとなく見聞きしていたので、少し興味が湧いてこの本を手に取ってみたんだと思います。 ストーリーは、8人の少年達が時空を超えた冒険を通してハロウィーン(万霊節)の意味を知る、というものです。それほど本好きではなかった自分が、読み進めていくうちに作品の中にどんどん引き込まれていったことを今でも覚えています。また、この本は表紙の絵や挿絵も幻想的でかっこいいのでより印象に残っていました。 現在私が持っているペーパーバック版は古びて紙が黄昏色に染まり、その効果が図らずも絵の雰囲気を更に味わい深いものにしています。大げさですが、90年代初頭の10月にブラッドベリの不思議な世界に触れ、今でも魅了され続けていると思うと、あのとき少し薄暗い図書館の片隅は異世界へと繋がっているワームホールの役割をしていたのかな、などと妄想してしまいます。 個人的に最近はインターネットばかり見ていて、残念ながら読書をする機会がめっきり減ってしまいました。電子書籍などが普及したことも相まって、紙製の本自体もう必要ないのではないか、と考えることもありますが、もしそれが本当に現実となってしまったらと思うと少し切ないです。生前ブラッドベリはあるインタビューで、電子書籍は本の匂いがしないから好きではない、と答えています。ページをパラパラとめくり、紙の風合いを確かめたり時を経た本の甘い匂いを嗜好品のように楽しんでいるとき、著者のそんな言葉が自然と思い出されます。

英文メール

東京では桜も満開に近づき、いよいよ春本番ですね。 新しい職場で英文メールの対応を求められている方もいらっしゃるのではないでしょうか。そのような方向けにお勧めの本を紹介します。ジャパンタイムズ編、デイヴィッド・セイン著「ビジネス Quick English メール」です。 本書は、簡単な単語や言い回しが使われていること、英語ネイティブの発想から書かれたものであること、解説がシンプルなこと、文字が大きいことから、特に初心者の方にお勧めします。一冊、手元にあれば、ひとまず、安心です。 ところが、皆さんは、英文メールを送信した後、こう思うことはありませんか。 「相手に正しく思いは伝わっているだろうか、誤解されていないだろうか。」と。 最近の英文メールの解説本に掲載されている例文は、よく研究されているので、実際のビジネスの状況にマッチしたものが多くなりました。でも、前後の状況によって、例文をそのまま使っても、言葉足らずのことってありますよね。やはりアレンジが必要のようです。 あらゆる場面を想定した例文があって、簡単に検索できるといいのですが、現状では難しいようです。 そこでお勧めしたいのが、自分で作成したメール文を一度ネイティブに添削してもらうこと。相手との関係やこれまでのやりとりの状況を説明したうえで、どのような文章がふさわしいのか、添削結果とその理由や背景を理解すると意外な発見があります。丁寧な文章を書いていたつもりが、逆に失礼な表現になっていたりすることもあるようです。 たかがメールですが、意外と侮れないようです。メールの文章や書き方、そしてタイミングで、取引に相応しいビジネスパーソンであるかどうかを判断されているかもしれません。 悩んでいるよりも、ネイティブに相談していただければ、問題は解決です。 周りに相談できる人がいないという方、是非、当社へご連絡ください。当社では、英文メールの書き方や電話対応、商談時の交渉やプレゼンテーションなど、特定のスキルを磨きたいという方向けに、専用のレッスンプログラムをご用意しています。 中島

秋への準備?おすすめ英語読みもの

初めまして、翻訳事業部の春日です。今年4月から入社したピチピチの中途社員です。 まだまだ蒸し暑い日が続きますが、夜になるとわずかながら秋の気配を感じられるようになりました。皆さまは今年の夏をどのようにお過ごしでしょうか? ブレインウッズでは神宮外苑の花火大会をオフィスの屋上から眺めました。風向きにも恵まれ、さまざまに咲く花火を終始楽しむことが出来ました。 花火は英語でfireworks。「花」という自然の美しさに形容する日本語に対して、「work」という人間の作り出したものに形容する英語。単語ひとつ取っても、地域によるものの見方や考え方の違いが表れるところに言葉の面白さがあると思います。 そういった背景の違いは興味深いとともに、非ネイティブにとっては未知の領域でもでもあります。手に取るように分かれば良いのですが、なかなかそうはいきません。今回はそんな悩みの一助となる本をご紹介したいと思います。 それは『Longman Pocket Activator』。 この本の特徴が、普通の辞書と違い単語が類語ごとにまとめられている点にあります。それぞれのニュアンスの違いも説明されており、ネイティブスピーカーが頭の中で自然に行っている言葉の使い分けを例文と共に丁寧に説明してくれるのです。元々『Longman Essential Activator』という英語活用辞典があり、その簡易版として出されたのがこのPocket Activator。それゆえある程度語数は制限されているものの、その選定具合が絶妙で、物足りなさを感じさせません。 平易な英語、コンパクトな説明、手になじむ文庫本サイズ、三拍子そろって英語の読みものとしては最適です。 夏の終わりが垣間見えてきた今日この頃、きたる秋の夜長の一冊に加えてみてはいかがでしょうか?

日本の魅力を発信するデザインの力、言葉の力

政府がまとめた新たな「クールジャパン戦略」が明らかになったとの記事が、6月16日の新聞に掲載されていました。 「地方・観光」「食」「音楽」「デザイン」を切り口にして、日本製品やコンテンツの輸出を拡大する政策だそうです。 今回の戦略が実行されることにより、どんどん国全体が潤って行くことを期待したいですね。 これまでのクールジャパンについては、「発信力が弱い」、「予算の使い方・戦略の立て方に難あり」など、マスコミでもいろいろと取りざたされていました。「発信力」については、「どうしたら海外の人に伝わるか、伝えた上でどのようなアクションをとってほしいのか」という発想の欠如が課題のように思われます。 日本の製品やサービスを海外で売り込む際にありがちな間違いとして、「日本語で書いたものをそのまま翻訳して海外にもっていけばいいじゃない・・・」という考え方があります。日本人向けに書かれた文章を字面の通りに翻訳しても、うまくはいきません。日本人に向けて記された文章には、「文化も考え方も趣向もちがう海外の人に、どうしたらウケるのか」という発想そのものがそもそも欠如しているからです。 では、「デザイン」はどうでしょう? 優れたデザインは、言葉で説明するまでもなく、万国共通で理解され得ると思われがちですが、デザインの意匠や新奇性については、優れたビジュアルとコピーライティングの助けがないと、その魅力を伝え辛い場合があります。 BNN新社という出版社があります。この出版社からは、国内外のデザインをテーマにした魅力的な書籍が多数出版されています。それも日英対訳付きです。優れたグラフィックやビジュアルと、デザインテーマを引き立てる解説で構成されています。このような書籍を「クールジャパン戦略」に役立てない手はないと思います。 ブレインウッズでは、デザインに関する翻訳も数多く手掛けてきました。デザインに造詣の深い翻訳者・スタッフが、日本人ではない読者に向けて、どうしたら日本のデザインの良さが伝わるかを真剣に考え、翻訳以上のアウトプットを追求する、その試みに、仕事の醍醐味を感じています。 官民共同の、これからの試みが大きく実って行くことを、心から祈っています。 笹波

ネコ目ネコ科、英語の総称は?

はじめまして。翻訳事業部の大嶌(おおしま)と申します。6月から社内翻訳者としてブレインウッズに勤務しています。どうぞよろしくお願いします! さて突然ですが、私は無類の猫好きです。物心ついたころからなぜか猫が大好きで、あの何とも言えないシェイプを街中や旅先で見かけたりすると、嬉しくてデレデレ~っとしながら話しかけてしまいます。 街中の猫では飽き足らず、動物園に行けば必ずネコ目ネコ科の動物、ライオンやトラやチーターなどをチェック。そして「まさに大きなからだの猫だなあ~かわいいなあ~」という認識を新たにします。 ライオンが「大きなからだの猫」?そうなんです、ネコ目ネコ科の動物、英語で総称すると「Big Cat」なんです。もう何のひねりもありません。やっぱり英語って合理的でわかりやすいですね! もうひとつ。googleイメージ検索で「Big Cat」と打ち込んでみると・・・ライオン、トラ、チーターなどの写真がたくさん出てきます。かたや太った猫ちゃんの写真はほんの数枚なんです。ここから「英語を母国語にしている人たちが「Big Cat」と聞いたときにまずイメージするのは、太った猫ちゃんじゃなくて、ライオンやトラなんだよ」ということがわかります。 ネコ科ネコ目の動物は「Big Cat」。覚えていただけましたでしょうか?飲み会の小ネタに使ってみてください。 ブレインウッズには私を含め猫好きがとても多いのですが、有名人にも猫を愛する人たちがたくさんいて、エッセイなどで「いかに猫を愛しているか」を熱く語っています。その中で何冊かおすすめしたい本をご紹介させていただきます。 向田邦子著 『眠る盃』 作家の向田邦子さんは、一時期「マミオ」「チッキイ」「伽俚伽」という3匹の猫を飼っていました。中でも「マミオ」がご贔屓だったのですが、それを他の2匹に悟られないよう、かなり気を使っていたようです。その奮闘ぶりが笑えます。 「マハシャイ・マミオ殿」が必読です。あーわかるなあ(笑) 伊丹十三著 『再び女たちよ!』 映画監督の伊丹十三さんは、飼い猫の「コガネ」を溺愛していました。「コガネ」のこと、きっと飼い猫ではなく女性と思っていたのではないでしょうか・・・。 以下『再び女たちよ!』から抜粋します。コガネへの愛がビシビシ伝わってきます(笑) 「ねえ、あたしとコガネとどっちが可愛い?」などと訊ねるのであるが、冗談じゃあない。きみなんかコガネの百分の一も可愛くないのであって、もしもコガネの半分も可愛い女がいたら、私はすべてを投げうって顧みないだろうと思うのである。」 こういったエッセイを読むと、あんなにワガママで好き勝手に生きてるのに、こんなにも愛される猫ってすごいなあと思います。来世は猫になりたいと思う今日このごろです。

浅田次郎「天切り松」シリーズにプロフェッショナルのあり方を学ぶ

こんにちは。企画営業部の中島です。新年明けましておめでとうございます。皆さんは昨年、どのような本に出会いましたか? 私は浅田次郎氏の作品にすっかり魅了されてしまいました。数ある同氏の作品のなかでも特に気に入ってしまったのが「天切り松 闇語り」シリーズ。第一巻から第四巻、そして「天切り松読本」まで一気に読んでしまいました。読み物としてのおもしろさは勿論ですが、少々オーバーに言えば、生き方や職業人(プロ)としての仕事への向き合い方を教えてくれる本です。読み返すたびに、背筋が伸びる気がします。この本にもっと早く出会いたかったという思いと、出会えたことへの感謝の気持ちを抱けた、久しぶりの本でした。 そういえば、「天切り松 闇がたり 4 昭和侠盗伝」では、表参道の青山アパートメント=同潤会アパート(現在は表参道ヒルズ)が、親分さんの住処として登場します。私たちのオフィスは、そこからほど近い場所にあるので、この小説を読みながら昭和初期のことをいろいろと想像してみたりもします。