Brainwoods Staff Blog

社員旅行のススメ ~part1~

2013年10月12~13日、毎年恒例のブレインウッズ社員旅行に行ってきました。

今年の行き先は山梨県石和温泉。
特急列車で山梨へ行き、現地ではバスで周遊という、平凡かつ順調…のはずだった社員旅行の様子をご紹介します。プレゼンターは映像翻訳事業部の井上がつとめさせていただきます。

新宿駅から、特急「かいじ」に乗って出発

新宿駅から、特急「かいじ」に乗って出発

例年どおり、ビールとつまみを買い込み、新宿から山梨行きの特急「かいじ」へ意気揚々と乗り込んだブレインウッズスタッフ一同。早々にアルコールが入り、ふわふわした気分で窓の外に目を向ければ、あっという間に景色は灰色のコンクリートジャングルから濃緑の山脈広がる田園風景に。空の青さとの見事なコントラストに見とれていたのも束の間、誰かの「次だよ」の声でわたわたと荷物をまとめホームに降り立つと……
「あれ?ここどこ?」

なんと我々は目的地の石和温泉駅ではなく、一駅手前の山梨市なる駅に降り立ってしまったのです。

石和温泉駅で我々を待っているバスの運転手さんと連絡をとろうとするも、事前に旅行会社から伝えられていた携帯電話番号に出たのは担当ではない運転手さん。自分は分からないからバス会社に問い合わせてくれと言われて従うも、会社の電話には誰も出ず。とりあえず、やって来た普通列車に乗り込んで、10分遅れで石和温泉駅に到着。「ブレインウッズ」のプラカードを持って不安気な顔で佇む本当の担当運転手さんと喜びの対面を果たし、最初の行程であるぶどう園へ。

R0030993

BBQとぶどう狩りを楽しめる園内で肉を貪り、ぶどう狩りという名の「狩ったぶどうは全部食べないと帰れまテン」からようやく抜け出そうというとき。

「お姉ちゃん、背高いね~」

175センチの長身モデル体型を誇る我が映像翻訳部エースのNさんに、金持ち父さん風の中年男性が猫なで声ですり寄って来たのです。

「おじさん、背高い子好きなんだよね」

直立するとぶどう棚から頭が突き出てしまうNさんの横に並び、ちゃっかりツーショット写真を撮ってもらってご満悦のおじさん。おもむろに財布から1000円札を取り出し、
「食べ放題のぶどうより、あっちの持ち帰り用のぶどうのほうがおいしいんだよ」と、お土産ぶどう1パックをNさんに持たせ、颯爽と去って行ったのでした。

R0030997

気を取り直し、次の行程は昇仙峡。修行中の男が怪我をしたフクロウを介抱し自らの食べ物を与えたところ、神様が男を仙人にしてくれた、という伝説の山。

R0031038
f2013-10-12 16.02.26

ロープウェイで頂上までを往復し、日本の滝100選に名を連ねる仙娥滝を見物して1日目の旅程は終了。一行は宿泊予定のホテルへ。

立派なホテルで我々を出迎えてくれたのは、美しい筆致で書かれた、
「プレインウッズ様御一行」
の文字。
ブレインではなくプレイン。Plane… 飛行機? Plain… 平野? 分かった、大草原の小さな森だ。
それとも、plain wood…白木?
はたまた、plane woodsで、木をカンナがけをする、という意味?
翻訳会社だけに、言葉遊びの妄想も広がります。

宿帳にはちゃんと「ブレインウッズ」と書かれていたから、旅行会社の連絡ミスではなさそう。なぜこんなことに……?
頭をひねりつつ、待ちに待った夕食の会場へ足を運んだ我々が目したのは、またもや「プレインウッズ様」

ああ、ホテルの筆耕さんが近眼(老眼?)だったのね、とスッキリした我々は、美味しい晩餐に舌鼓を打ったのでした。

……「社員旅行のススメ ~part2~」へ続く。