Brainwoods Staff Blog

「良い翻訳」とはなんでしょうか?

はじめまして。翻訳会社ブレインウッズ経営管理部の古橋と申します。

このたび、社内でブログ部(?)が設立され、定期的に連載されることとなりました。
翻訳・通訳にまつわるお話から映画・音楽・グルメなどなど、種々雑多な情報をお届けしていきますので、よろしくお願いします。

初回は翻訳会社らしく、翻訳をテーマにお話ししたいと思います。

唐突ですが、「良い翻訳」とはなんでしょうか?
読みやすい、原文の内容を忠実に再現している、専門用語を正確に理解している、トーン&マナーが守られている、文章がカッコいい…などなど、漠然としたイメージを浮かべることはすぐできても、具体的に定義付けをしようとすると、なかなか難しいかと思います。

なぜかというと、翻訳は設計図や型紙に基づいて作られた既製品ではなく、全てがオーダーメイドでできているからです。その訳文がどのような場所でどのように使われるのか、どんな方が読まれるのか、何の目的で使用するのかなど、諸々の条件によって仕様が変わってきます。仮に同じ材料(原稿)を使ったとしても、仕上り(訳文)の形は無数にあり、良し悪しの基準もその時々で変わり得るのです(もちろん、誤訳や訳抜けがないのは大前提ですが…)。

ブレインウッズでは、原文の性質(対象読者、使用用途、使用目的)を正確に理解してニーズに合った訳文をご提供し、ご依頼いただいたお客様がビジネスを円滑に進められるようになることこそが、「良い翻訳」であると考えています。どのような内容のものでも、まずは一度お気軽にご相談ください!