通訳方法と形態

通訳方法や利用形態についての解説です。
ブレインウッズ通訳サービスでは、お客様のご利用用途やニーズをヒアリングして、最適な通訳者と通訳方法をご提案します。初めて通訳者派遣をご利用のお客様にも、わかりやすい丁寧な対応を常に心がけています。

3つの通訳方法とその違い

通訳の方法には以下の 3 つがあり、ご利用目的や利用者人数によって、いずれかまたは複数の通訳方法で行います。通訳サービスでは、ご利用者様に最適な通訳方法をご提案します。

通訳者の必要人数と料金は、通訳方法・利用形態・専門性などにより決定します。通訳方法別の特徴や利用形態、通訳者人数・料金については以下の表でご確認いただけます。

1. 同時通訳

同時通訳とは、話者の発言をほとんど同時に通訳する方法です。話者は通訳のために話を区切る必要がありません。高度な技術と集中力が必要なため、長時間連続して通訳する場合には、2 名以上の通訳者が 10~15 分程度で交代しながら対応するのが一般的です。国際会議などで通訳機材を用いて行う場合を言うことが多いです。

2. ウィスパリング

ウィスパリングとは、通訳を必要とする人が 1 名もしくは若干名の場合に、対象者の耳元で、他の人の邪魔にならない程度の小さな声で通訳を行います。少人数の会議や商談などで利用されます。

3. 逐次通訳

逐次通訳(ちくじつうやく)とは、話者の発言を短く「切りの良いところ」で一度止めてもらい、その後通訳する方法。正確な通訳が可能な一方で、同じ内容の話を異なる言語で繰り返すことになるため、会議などで利用する場合は実際の会話内容の約 2 倍の時間が必要となります。

通訳方法の比較

通訳方法別比較 同時通訳 ウィスパリング 逐次通訳
利用形態・用途 会議通訳(国際会議など)、放送通訳、記者会見通訳、セミナー、研修など 会議通訳(通訳を必用とされる方が少人数の場合)、商談、セミナー、研修など 商談通訳、アテンド通訳、セミナー、研修など
半日(1 案件)
ご利用時の料金例
12~17 万円
(通訳者 2 名)
4.5~17 万円
(通訳者 1~2 名)
3~17 万円
(通訳者 1~2 名)
全日(1 案件)
ご利用時の料金例
27~39 万円
(通訳者 3 名)
13~39 万円
(通訳者 2~3 名)
4.5~26 万円
(通訳者 1~2 名)
  • 同時通訳の全日案件では、4 名体制(54 万円程度)で実施する場合がございます。

通訳の利用形態

通訳の利用用途やシチュエーション別に、通訳の利用形態を以下のように分類しています。

通訳の利用形態 説明
会議通訳 さまざまな言語を母国語とする会議参加者間の意思疎通をサポートするための通訳。専門性の高い議題を取り扱うことが多く、通訳者には、広範な知識と語彙・表現力、そして高度な通訳技術が求められます。
商談通訳 商材の売買やライセンス契約などの商談をサポートする通訳です。通訳者は、当事者のバックグラウンド、商品・サービスに関する詳細を事前に確認した上で通訳に臨みます。
アテンド通訳 展示会場での案内や受付、送迎サービス時における簡易通訳。初歩レベルの通訳者を指すこともあります。重要な議題の通訳には適用しません。
テレビ(ビデオ)会議・セミナー通訳 テレビ(ビデオ)通話システムを用い、遠隔地の話者の会話を通訳者が通訳します。また、Skype や Zoom などを利用した Web 会議やセミナーの通訳も承ります。
音声通訳 電話や Skype 音声などを通訳します。
放送通訳 テレビやラジオなどの放送メディアで行われる通訳業務。緊急報道や生番組で、通訳者が映像音声をほぼ同時に通訳していく方法を指す場合と、著名人などの出演者の通訳を番組内で行なうことを指す場合とがあります。後者の場合は、逐次通訳で訳出することもあります。
通訳を利用したボイスオーバー(映像制作) 映像音声の通訳を、元音声にかぶせて収録する方法。完全な翻訳台本を用意しない場合に、通訳者の通訳音声を用いる場合があります。

※ Skype は Microsoft Corporation の登録商標または商標です。
※ Zoom は Zoom Video Communications, Inc. の登録商標または商標です。

通訳機材・会議システムの運用について

国際会議・シンポジウムでは、会場内にいる特定の参加者だけに通訳音声を届けるために、専用の通訳機材・会議システムを使用します。また、安定した通訳パフォーマンスを提供するために、通訳者専用ブースを仮設する場合があります。通訳機材に関する詳細は、通訳機材サービスをご覧ください。

TO PAGETOP