Brainwoods Staff Blog

おうち時間の癒し

こんにちは。制作部の河北です。 関東圏は2回目の緊急事態宣言が発出されてから2か月が経過しましたね。 今週末には宣言解除となる可能性があるようですが、 いかがお過ごしでしょうか。 コロナの影響で在宅勤務になり、家にいる時間が増えた方も多いのではないかと思いますが、お仕事以外のおうち時間をどのように過ごされてますか? 映画や音楽鑑賞をしてリラックスする方もいれば、新しくペットを飼う方もいたりと それぞれ何か癒しを見つけて、日々過ごされているのではないでしょうか。 我が家は、最近熱帯魚をお家に迎えました。 4種類の熱帯魚がいるのですが、そのうちのゴールデンハニードワーフグラミーという熱帯魚が面白い習性があるので、ご紹介します。 ゴールデンハニードワーフグラミーは、黄色の体色に赤色に縁どられたヒレ、長い胸ビレが特徴の熱帯魚です。(写真だと分かりづらいですが、長い胸ビレがあります。) 実はこの子、泡を吐く習性があるんです。 発情期になると、泡をプクプク吐いて泡巣を作る習性があるようで、 うちの子は最近毎日泡を作っています。 本来は水面の浮き草に泡を吐いて、泡の巣作りをするようなのですが、 我が家は浮き草が無いため、水面に泡が大量発生しています。 同じ水槽にいる他の熱帯魚のために、ちょこちょこ泡巣は取り除いているのですが、 それでも毎日せっせと頑張って泡巣を作っています。 巣作りが上手になってきたのか、少しずつ泡の範囲が広がってきていて 毎日観ていて飽きません。 ペットは欲しいけど犬や猫を飼うのはちょっと…と悩まれている方、熱帯魚おススメです!

哲学のすすめ

こんにちは。営業部翻訳チーム(京都)の荻野です。みなさんお元気ですか。 コロナウイルスの1年で、私たちの価値観は大きな変革を求められました。人も、モノも、また目に見えないそこここにある有象無象もすべて、コロナウイルスの蔓延とそれらによる大きな社会のうねりによって、形を変えることになりました。 ひとつ、昨年からずっと不思議に思っていることがあります。このような未曾有の事態に、哲学者、とくに日本の哲学者がまったく目立つ活動をしていないのです(もし事実と異なる認識であれば、謝ります)。 昨年から日本のメディアが取り上げていたのは、ドイツ人の哲学者マルクス・ガブリエル氏でした。彼は「新実存主義」で知られているとのことですが、そもそも「実存主義」を理解していないであろう日本人がガブリエル氏の思考の一端を知ったところで、その後の生活、あるいは仕事の何に反映されるでしょうか。インタビュー記事をいくつか目にしましたが、彼は当たり前のことしか話しておらず、我々が付け焼き刃的に見聞きしたところで何の意味もないことを知るだけの機会を、メディアが不用意に与えたに過ぎませんでした。 さて、日本の哲学者といって思い浮かべる人といえば、長らく梅原猛さんだったのではないかと思います。広く学問を修め卓抜した視点から、示唆に富んだ考察を易しい言葉で記されていました。ちょうど世界がコロナ禍に見舞われる1年前に他界されていますが、もし存命であればどのような考察をされていただろうかと思います。そのあとの哲学者が不在なのは、大いに嘆くべきことだと思います。日本人がいかに思想や哲学という、自己あるいは他者という存在についての思考を重んじてこなかったかという証左です。 SNS がメディアで大きな顔をしている今、圧倒的に言葉が足りていないと感じます。不安定な社会情勢において、今ほど哲学的な言葉が求められるべき時代はないはずなのに、です。 私の大学の専攻は「東洋哲学」でした。中でもよく触れたのは朱子学(程朱学ともいいます)で、これは孔子、孟子の残した教え(儒教)を当時(宋代)の情勢に合わせて解釈、発展的に昇華させたものになります。『朱子語類』という漢語がずらずらと並ぶ資料を主に読みましたが、まさに今ほど、もっと真面目に読み解いておけばよかったと思ったことはありません。 ここから先は私にとっての朱子学解釈であってその正誤に責任は持てませんのでただの読み物として気楽に追っていただければ助かります。朱熹(朱子)は、いわゆる「理気二元論」を説いた人ではありますが、同時に「個」の概念を儒教という古典学問に取り込み、個としてあるべき哲学を確立した面もあると私は考えています。こじつけなのは承知の上ですが、朱子学もまた西洋の哲人アリストテレスが説いていた数々の思想、思考と少なからず通底すると思えてしまうほど、万物、万学において流用できる考え方に満ちているように思えてならないのです。一見個の存在を消している思考のようでいて、そこには生きる「あなた」が主語としてさりげなく存在しています。この点が、とても日本人にはしっくりくるように、私は思います。 例えば「敬」という修養法について。文字通り「うやまう」ことですが、その意味は「その人から学ぶときに、その人の誤りをも誤りとして正しく理解する」ことだとしています。その人の言説を鵜呑みにするな、仮に誤りがあるならば自分でそれと気づくまで修養せよ。さらに平たくいえば、人に教わりながら、自分で思考せよということです。 残念ながら日本の江戸時代に輸入された朱子学は、為政者にとって都合のよい形に切り取られ利用されてしまったために、日本では本来の形で定着することはありませんでした。私自身「朱子学を大学でかじっていました」といえば周りの沈黙を生むだけという認識で、それだけ世間一般の人々の興味から遠い存在となっています。その一端は、間違いなく生活に溶け込んでいるのですが。 不出来の学生ではありましたが、偶然の選択によって、私は朱子学の中から、その日以来いつもそこにある言葉に出会うことができたのだと、このコロナの時代になってようやく認識することができました。 誤解を払拭するためにあえて申せば、これはもちろん宗教の話ではありません。あるいは、心に豊かな信仰のある方はそれもよいかもしれません。あるいは哲学という堅苦しいものではなく、好きな詩でもかまいません。小説、アニメの中の心に残るフレーズやセリフでもいいです。あなたの、「そこにある」言葉を、今一度見つけてみてはいかがでしょうか。 心に、弾力のある言葉を持つこと。それが強い哲学となり、このコロナの時代を柳に風の如く、しなやかに生きる術になるのではないかと思う次第です。

お散歩してます♪

2度目の緊急事態宣言が出て、大変な年明けとなりました。 不要不急の外出自粛やテレワークが推奨され、おうち時間が長くなっている方も多いと思いますが、いかがお過ごしでしょうか。 運動するのが身体にいいことはわかっているけど、なかなか続かない私。 歩くだけなら…と、てくてくとお散歩するようになりました。 これも不要不急?と言われそうですが、お天気がいい日に澄んだ空を見ながら歩くのは、とても気持ちよく、楽しい気分になります。お花や木々の変化で季節を感じたり、いつもと違う道で新しいお店に出会ったり・・・。 それに、お日さまを浴びると、いいことがいっぱいあるそうです。 肌でビタミンDが生成され、これが、カルシウムの吸収を促進したり、がんの発症リスクを下げたり、免疫力を高めると言われています。 運動不足解消と免疫力UPで、新型コロナウィルスの感染リスクを下げることができるかもしれませんね。 そろそろ梅の花がほころびはじめて、早い春を感じる季節です。 お散歩で、心も身体もリフレッシュしてみませんか~(^^)/ 経営管理部 小林

私の仕事環境

こんにちは、制作部の坪田征です。私の仕事環境を紹介します↓ 画像の左下に写っているのが仕事用の椅子の背なので、この子たちを左手に眺めて癒されながらパソコンと向き合って仕事するのが日常になっています(飼い始めてから数年後に猫アレルギーになってしまったので、かゆみに耐えながら…)。このまま前方のデスクにあるキーボードに飛び乗られて勝手にチャット入力されることもあります^^; そして窓越しの庭には最近野良の親子が住み着きました↓ できることなら家の中に入れてあげたいのですが、この子たちは非常に警戒心が強くて一定の距離以上は近づけず、うちには先住猫と小型犬もいますので、とりあえず庭に小屋を作って住んでもらうことにしました。2匹とも耳はカットされていて排泄もうちの庭でしているようですし、周辺の交通量も少ないので、まあ大丈夫かなと…。日中には大抵庭で日向ぼっこをしています。野良たちが庭先に現れたのは今年の春頃で、写真の小屋の奥にいる子の方は当時前足に大怪我をしていてビッコをひいていたのですが(そのせいで警戒心が強いのかもしれません)、毎日餌をあげていたら完治したようで普通に歩くようになりました。最近は寒くなってきましたので小屋の中に毛布とカイロを入れてあります。ここ数週間は仲間の野良猫?も顔を出しに来ることがあるので、そのうち猫屋敷になってしまうかも…。以上、私の仕事環境、というか猫環境の紹介でした。メリークリスマス!

誤訳について考える

こんにちは。制作部の森本寛子です。今回は、先日読んだ記事について思ったことを書きたいと思います。 「オバマ氏は鳩山氏を「感じ良いが厄介な同僚」と思ってた? 回顧録報道の和訳に疑問」 2020年11月19日の Yahoo ニュースで上記の記事を読まれた方も多いでしょう。オバマ元米国大統領が2009年に訪日し、当時の首相、鳩山由紀夫氏と会談した際の発言について、当時の報道記事に誤訳があったという内容です。 この記事を書いたのは鴻巣友季子氏。翻訳に携わる方なら、彼女の名を聞いたことくらいはあるはず。文芸翻訳家であり、エッセイスト・文芸評論家である鴻巣氏が、この誤訳問題について、文法の説明から丁寧に解説してくれています。とても勉強になるので、ぜひご覧になってみてください。 記事の中でも触れられていますが、『歴史を変えた誤訳』(鳥飼玖美子著)でも紹介されているように、歴史を振り返ってみても「誤訳」により政治や世論が左右された例は少なくありません。世界各地で話されている言語が異なる以上、政治のみならずすべての国際交流において、通訳・翻訳という作業は必要となります。そのとき、その通訳・翻訳に携わる人間が、間を取り持つ両者のどちらか一方の考え方に傾倒していたら?両言語が堪能でも、どちらか一方の文化について無知だったら?当人の意思にかかわらず、文意が曲げられてしまう恐れがあります。通訳・翻訳は世界の人びとの架け橋とも言える重要な役割ですが、それゆえ橋が曲がっていたり脆かったりしたら、安心して渡ることができませんね。時にはその橋が落とし穴となってしまうことも……。 話は変わりますが、わたしが数年前から参加している文芸翻訳の勉強会があります。そこでは毎月、英語の小説やエッセイなどから抽出した課題範囲について、10名程度の参加者が各自で翻訳を作成し、それぞれの翻訳文を Web 上のコミュニティスペースで投稿。その後、2時間の勉強会(いまはオンライン)で文法的・文脈的に訳出が難しかった箇所について皆で意見を出し合う、というものです。文学作品という性質もあるでしょうが、この勉強会でわたしの訳文に誤訳が皆無だったことは過去に一度あるかないかです。物語に対する思い込みから生じる解釈違いや、単語や文法の読み間違いがあとを絶たず、正直なところ毎回のように赤っ恥をかいているわけですが、だからこそ「原文を忠実に読み解く」ことがいかに大切かを痛感させられます。 わたしたちが携わる通訳・翻訳という仕事は、先にも述べたように、言葉の垣根を越えて世界中の人びとが円滑にコミュニケーションをとるために必要不可欠な作業ですが、そこに誤訳や誤解があれば、大きな軋轢が生じたり人の命が危険にさらされる可能性すらあります。それを肝に銘じて、これからもこの業務に取り組んでいきたい――鴻巣氏の記事を読んで、改めてそんなふうに思った今日この頃でした。

リモートではPC周りをカスタマイズして効率UP

こんにちは。制作部 映像翻訳チームの佐野です。 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、ブレインウッズでは10月現在でも大部分のスタッフが完全または部分的に在宅で働いています。家では宅配便で送った会社のPCを使う人もいれば、個人所有のPCを使う人もいます。私はPCを買い替えたばかりだったこともあり、後者です。自分のPCを使うことのメリットは、周辺機器も含めて好みのものを選べる点。私は普段、写真のような作業環境でリモートワークをしています。 ノートPCとデスクトップPC1台ずつ? いいえ、ノートPCに外付けモニターとキーボード、マウスをつないでいます。今回はPC周りの私なりのこだわりポイントをご紹介したいと思います。 1 ノートPC 下積み時代や、フリーランス翻訳者だった時代には、図書館やカフェでも作業ができるよう「ノート以外は考えられない!」と思っていました。ただ、後述するキーボードの操作性の問題のため、思ったほど家の外でPC作業する機会はなく、会社でデスクトップPCを使うようになってからは、デスクトップも悪くないと思うようになりました。今回の買い替えにあたり、デスクトップにするか迷ったのですが、結局ノートを選びました。PC本体を携帯できたほうが何かあった時に便利だろうと考えた上です(コロナ禍に加え、仕事で機密事項を扱うため、このPCは一度も家の外に持ち出したことはないのですが)。 2 デュアルディスプレイ 下積み時代から数えてこのPCは3台目ですが、1台目からノートPC+外付けディスプレイというスタイルで、会社のデスクトップもデュアルディスプレイだったので、もはやモニター1台での作業は考えられません! 字幕を扱う場合、外付けのメインモニターには字幕制作ソフトを全画面で表示させ、サブとして使っているノートPCのモニターにはウェブブラウザや作業指示書、スクリプト(台本)などを表示させて作業することが多いです。モニターを広々と使えて便利です。 3 フルキーボード 以前使っていたB5サイズのノートPCのキーボードは、独立したHome / End / PageUp / PageDownキーがなく、これらのキーを使いたい場合、Fnキーを押しながら矢印キーを押さなければなりませんでした。しかもその矢印キーが小さいこと。矢印キーとHome / End / PageUp / PageDownの各キーは、字幕制作ソフトの操作ではかなりの頻度で使うため、これらのキーの操作性は作業効率に関わります。さらに、映像のタイムコードなどの数値を手打ちすることもあるため、テンキーも独立していたほうがいい。ということで、ノートPC+外付けフルキーボードという今のスタイルにたどり着きました。 …さて、新調したノートPCをいざセットしてみると、ある問題が発生しました。机にじかに置くと、スペース不足でキーボードをうまく置けないのです。そこで今回、ノートPCスタンドという新たなツールを買ってみました。使ってみると、2台のモニターの高さが合ってなかなか快適です。 先ほども書きましたが、作業環境は作業効率に直結します。使い勝手の悪いものに毎回イライラしているようでしたら、新たなツールを導入して、作業環境を使いやすいようにアレンジしてみることをお勧めします!

創業20周年にあたり

この9月で当社は創業20周年を迎えることができました。2000年に起業してから今までを振り返ってみますと、様々な方々にお世話になりながら今日に至っていると実感しています。沢山のご依頼を頂いた多くのお客様、これまで一緒に仕事をしてきたパートナーの方々、色んな仕事を頑張って遂行してくれた社員の皆さんと日々支えて下さった社員のご家族、仕事や知人を紹介してくれた友人や先輩・後輩、応援してくれた家族。本当に多くの方々のお陰で、こうして今も事業を継続することができており、それは極めて幸運なことです。ご支援・ご協力を頂いた方々に心から感謝を申し上げたいと思います。 最初役員2人で始めた当社ですが、2005年頃までは正社員1名、パート数名のチームだったかと思います。その後、正社員採用を徐々に増やしながら体制を拡大し、リーマンショックと東日本大震災をみんなで乗り越えてきました。10年目頃になると売上も安定し、リピーターになって下さるお客様がどんどん増えていきました。2015年を過ぎると更にお客様が増加し、今では年間1,000社を超える法人企業とお取引をするまでになりました。パートナーである登録翻訳者・通訳者は約2,000人に達し、社員も30名を超えました。 自分自身も経営者になって20年になりました。これまで創業経営者として経験を積んでこられたのは自分にとって貴重な財産です。又、多くの方々と一緒に仕事をしながら、沢山の若者の人材育成にも幾らか貢献できたのかもしれません。日々、楽しいチャレンジの毎日であったと思い出されます。 2020年の今年は新型コロナウイルスの感染拡大で、世界中が大変厳しい状況にあります。当社も、お客様の国際会議の開催が殆ど中止され、通訳事業は大きな影響を受けました。しかし、遠隔リモート同時通訳など、新しい技術を使った新サービスのご提案をすることで、お客様のビジネスが継続できるよう、支援体制を整えています。又、当社の社内スタッフもその多くが在宅リモート勤務となり、新しい形の就業形態に取り組んでいます。社員の皆さんはオンライン会議やオンライン営業にも徐々に慣れてきているように見えます。これから新しい価値観による新しい働き方に変わっていくのかもしれません。 当社は今、創業20年を超えましたが、これから10年後の2030年、そして30年後の2050年の会社の姿を考えています。社会に貢献し続け、長期に亘って成長・発展し続けるブレインウッズをみんなで作っていきたいと思っています。 代表取締役社長 相田和宏

The Rule of Time

This is Alastair from the Communication Design division. It’s been a while since we’ve written in English on this blog, and as for myself, it’s been nearly four years since I’ve had a chance to do so! How is everybody? I hope you’re all doing well despite the global situation. Recently, my team has been getting used to working from home, but whilst doing so we’ve also been brushing up on our business skills with a book titled “あたりまえだけどなかなかできない仕事のルール” (quick translation: “Obvious Yet Difficult: Rules for Work”), authored by Hamaguchi Naota. It’s a popular style of business book: easily digestible nuggets of wisdom, each taking up one spread. Last week’s theme was “約束の時間より 5 分早く行こう” (“Arrive 5 minutes earlier than promised”). We found that within our own company, attitudes to time differ, with some people considering 10 minutes to be better, and others who see no problem with arriving just on time. I’ve also heard of some particularly strict companies at which employees are expected to arrive 30 minutes before any scheduled meeting! If attitudes differ within a culture, are there also larger trends between cultures? As a multi-cultural office we’re certainly interested in finding out! Chronemics is the study of time’s role in communication. It is concerned with how people orient themselves around, understand and organize themselves around time, which affect personal differences in our perception of time and result in difference of communication regarding time. In my personal experience, the majority of Japanese people I’ve met have been […]

あやしい日本語、スボツノス・サノツ

映像翻訳事業部の宮入です。ここ数カ月、社会や生活が大きく変わりつつありますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。コロナ禍前の生活と今の生活にギャップを感じている方も多いのではないでしょうか。私は感染症流行の前はよく韓国へ旅行をしていたのですが、今は簡単に入国できなくなってしまいちょっと悲しいです。今回は今までの韓国旅行で撮ったちょっと変な日本語の写真を 3 つ紹介します。 ソウルには日本料理店も多く、日本語をたくさん見かけます。しかし、ときにはあやしい日本語を見つけることもあります。 例えば、食堂が並ぶ通りでみつけたあやしい日本語。 上の「まどろめば」の正体も気になりますが、下のトッポッキも思わず注文したくなりませんか?う〜ん、なるほど… サウナで見つけた気になる部屋。 鼻かく部屋…。多分いびきをかく人専用の睡眠室なのですが、まさか鼻がムズムズする時に入っていって、誰にも見られないようこっそり鼻をかく部屋…じゃないですよね? 1 番のお気に入りは散策中に見つけた看板です。 スボツノス・サノツ、まるで SF 映画に出てくる悪役の名前ですね。これは流石に日本語だけでは何が書いてあるのやら…。 どうやってその表記にたどり着いたのか考えるのも、あやしい日本語の楽しみ方のひとつです。一体全体、なぜスポーツ・マッサージがスボツノス・サノツになってしまったのか。私の見解はこうです。 よく見ると「スボツノス」の直後の「ツ」の一部が剥がれている。よって実は 「スボツノス・ツサノツ」である。 次に、「ー(長音符)」とカタカナの「ノ」を取り違えてしまった。よって 「スボツース・ツサーツ」である。 5番目の「ス」は「マ」と書いたつもりだった。 「スボツー・マツサーツ」 末尾の「ツ」は「シ」と書いたつもりだった。 「スボツー・マツサーシ」 濁点・半濁点がちょっぴり苦手だった。 「スポツー・マツサージ」と書くつもりだった。 「スポツー・マツサージ」 ここまでくれば、繰り返し読んでいるうちに「スポーツ・マッサージ」が頭の中に浮かびそうです。外国語って、ちょっとした間違いが重なると、まったく意味の通じない言葉になってしまいますよね。もしかしたら自分が発した言葉も、知らない間にスボツノス・サノツに化けているかも…。 さて、スボツノス・サノツに関する皆さんの見解はいかがでしょうか。ご意見お待ちしております。

大人のための読み物こそ少年漫画

こんにちは。映像翻訳事業部の菅井です。 6月に入り、最近は雨ばかりで、より一層おうちで過ごす時間が増えてきた気がしますね。皆さんはおうちでどのように過ごしていますか?私は美味しいものをつまみながら、漫画を読むのが最高の幸せです。兄の影響もあり、小さい頃から少女漫画だけでなく、少年漫画もよく読んでいました。でもその頃はどちらかというと少女漫画の方が好きで、白馬の王子様を夢見る系女子でした。少年漫画にどっぷりハマったのは少し大人になってからです。名前の通り少年向けの漫画ですが、最近では大人向けのストーリー設定の作品が増えてきて、大人こそハマってしまう漫画になってきているのではないかと思います。 その中でも私の大好きなONEPIECE は、発行部数4億5000万部を超え、全世界で読まれている大大大人気少年漫画です。ただの特殊能力を持っている男の子と仲間たちが何かを目指して冒険するだけの話なら、世界中がこんなにも夢中になる大人気漫画になっていたでしょうか。作者のつくるONEPIECE の世界観は、実は現実世界とリンクしていたということを知っていましたか?主人公のルフィはONEPIECE を求めて色々な島を旅するのですが、その島にでてくる建物や景色、人々にはきちんとモデルになる場所があります。例えば、ヨーロッパのスペインやイタリアがモデルの島では、情熱的にフラメンコ(てきなもの)を踊る踊り子がでてきたり、コロシアムと呼ばれる戦士達が戦うのを市民が観戦する場所(見た目がほぼコロッセオ)などを舞台に物語が進んでいきます。漫画の中に出てくる海賊の多くは、現実世界の大航海時代で名を馳せた海賊がモデルとなっています。(それだけの理由で高校時代は世界史選択でした。)また、ONEPIECE は現実で起こっている社会問題を作品を通して、現代社会に訴えかけるようなストーリー設定が多くあります。例を挙げると、魚人島で起こった魚人と人間間の差別です。お互いのことをよく知らないのに、見た目が、食べるものが、言葉が違うだけでお互いを知る前に壁を作って嫌ったり、怖がったする。そんな描写がたくさん描かれているお話でした。今まで考えているようで、深くまで知ろうとしなかったことが、少年向けのまっすぐな言葉だからこそ、がっつり胸に響くのです。ONEPIECEは、連載が開始されてからもうすぐちょうど23年になります。作者はある取材で、すでにストーリーの8割が終わっていることを明言しているんです。今は、たぶん最後から2番目の島であろう日本をモデルにしたワノ国で、今まで以上におもしろくて、ワクワクする冒険の最中です。大人になった今だからこそ、改めて少年漫画をぜひ美味しいおつまみを食べながら、ゆっくり読んでみてください。