Brainwoods Staff Blog

カルチャーショック

初めまして。昨年4月に新卒で入社した、桜本と申します。通訳事業部でコーディネーターをしています。 ブログを書くのは今回が初めてなのですが、ヨーロッパへ留学や旅行で何度か行った中で、私が受けたカルチャーショックをご紹介します。 こちらは、イギリスのコピー機か何かのお札を入れるところだったと思いますが、「女王のお顔が上になるように」お金を入れてください、とあります。日本の場合、野口さんや福沢さんのお顔を上に、となるのでしょうか。挿入口がまっすぐではないのも、面白いと思いました。 こちらは、カタールを経由してヨーロッパに向かう時の機内食で出てきたジュースです。ゼリーのようなカップに入っていて、飲み方が分からず戸惑いました。少しだけふたをめくって、こぼさないように飲みました。 次も、イギリスのロンドンにて、海外でよくある街中のパフォーマンスのひとつ。全身銀色の方が、まるで浮いているように見える、というものです。私は、日本ではまだ、このようなパフォーマンスは見たことがありません。 オランダに行った時は、ウワサの「橋が開いているから待つ」という経験をしました。オランダは、海の上を車が普段通っていて、大きい船が通る時は、道がぱかっと開きます。そのため、車や自転車、歩行者は船が通るまで待たなければならないのですが、それを遅刻した時の言い訳にする人もいるようです。 こちらも、オランダの道路で発見しました。この歩行者用押しボタンの標識に、何か違和感がありよく見ると、ボタンの位置が、高い!オランダ人の平均身長は、世界一とも言われており、男性で184センチ、女性で171センチだそうです。そのため、お手洗いにある鏡も高い位置にあり、背の低い私は映りませんでした。 またまたオランダです。今度はトイレのドアのマーク。我慢していますね(笑) 海外旅行をよくされる方は、もう既にご存知かもしれませんが、以上、私が見つけたカルチャーショックでした。他にも面白いカルチャーがあれば、是非教えてください!桜本

お正月便り

はじめまして。経営管理部の小林です。 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 平成29年が始まりました!今年はいつになく穏やかなお正月でしたが、皆様はどのようにお過ごしでしたでしょうか。 私は年末から実家に帰り、お正月を迎える準備でばたばたと過ぎていきます。大晦日は、紅白歌合戦をみたあとに近所の銭湯へ行くのが恒例。ゆっくりお風呂につかりながら一年の出来事を振りかえりつつ、しみじみ迎える新年はなかなかいいものです。 そして、 元日は、おせちやお雑煮をいただき(完全に食べ過ぎ)、 二日は、またまた銭湯の朝風呂に駅伝、 三日は、初詣へ。。。 ちなみに、今年の初詣は深川にある「富岡八幡宮」で参拝してきました。大行列でしたが、日差しがとてもあたたかく助かりました。 富岡八幡宮は、寛永4年(1627年)創建、江戸の庶民から信仰を集めた江戸最大の八幡様です。ちなみに、例祭は江戸三大祭の一つに数えられ、50数基のお神輿が水をかけられながら渡御するのは見ごたえがあります。(3年に1度が本祭り) それにしても、お正月ってたくさんの風習がありますね。 おせち料理・お正月飾り・初詣・七草粥・鏡開き・・・少しずつ形を変えながらも長く受け継がれ、そのひとつひとつに大切な意味がこめられています。 お正月に限りませんが、四季折々にある日本の風習を大切にしていきたいなぁと思う今日この頃です。

京都人の裏の顔

みなさまこんにちは。京都支店の荻野です。 さて。私は京都に居ります。 良いところに住んでいらして羨ましい、と東京の方から言われることもしばしばありますが、そうですね、落ち着いた良い町ですね、と素直に答えるべきか、いえいえ、そんなこともないですよ、と謙遜しつつ正直に答えるべきか、私にはいつもちいさな葛藤があります。 関西にお住まいの方々には、幾分か首肯していただけるのではないかと思いますが、住めば都、されど京都。なのが、この京都という町です。 しかしながらディープな京都の話はまた別の機会にとっておくとして、今回は「住む京都」のとっておきをご紹介します。 なんといっても地元の人が圧倒的に多い土地柄からか、市街地を含むほとんどの地域で町内会がしっかり機能しています。 京都に移り住むということはすなわち、その地域の町内会に入ることを意味します。もちろん入会拒否も可能ですが、となると町内の行事に軒並み誘われませんし、「変わってる」と噂を立てられますので、精神的にかなりタフでないと難しいといえます。 町内の行事は、主たるものでいえば 地蔵盆(8月末) 学区民運動会(10月の体育の日前後) の2つです。 地蔵盆とは、日々子どもの通学を見守ってくれている地域ごとのお地蔵様をお祀りする行事で(京都は町のあちこちで道祖神が祀られており、道祖神信仰と地蔵菩薩信仰が結び付いたものといわれています)、お地蔵様の前にお供え物を並べてお参りし、その日は子どもたちのためにいろいろな催しを行います。 まず会場設営。子どもたちの提灯を提げ(京都では地蔵盆用に、子どもの名前を入れた提灯を各家庭で作ります)、子どものための遊び場を作ります。家の前の道路を使いますので、地蔵盆期間中はほぼ「通行止め」となります。 朝は朝食用に町内のパン屋さんの作るパン、お昼どきには子どもたちの大好きなハンバーガーが配られます。おじいさんたちは氷商で仕入れた氷で作るかき氷を振る舞ってくれます。飲み物はビールを含めて飲み放題、宵に近づくと、こんどはいつも通う小学校が舞台となった「お化け屋敷ツアー」があり、そこから帰ってくると夜の宴会が待っている、という具合です。 子どもたちにとっては夏休み中の楽しい1日になり、大人にとっては、この日をきっかけにご近所さんの知り合いが増え、住み心地もぐっとよくなるという、町内交流の貴重なイベントといえます。地域の防犯にもつながりますし、本当に良い機能を兼ね備えているといえます。 もう1つのイベント、学区民運動会。 京都では知る人ぞ知る常識なのですが、京都市内、区ごとに分かれる地域の中でさらに、「学区」という区分が存在します。この学区単位で、町内の体力自慢が集まり、大人も子どもも一緒になった運動会が開催されます。この運動会、私の住む地域に限らず、どの地域でも地元のみなさん、ものすごく気合いが入っています。運動会前になると、ジョギングをしているお父さんたちの姿をちらほらと見かけます(それもマラソンランナー姿)。「本気やん!」と毎年心の中で突っ込んでいるのですが、それくらいみなさん本気です。 とくに「綱引き」「町別対抗リレー(10代~50代のメンバーで構成)」は上位に入ると得点が高いので、本気の地域は事前に勝てるメンバーを選出し、早々に家々を回って打診をしているようです。 参加賞から入賞賞品まで全て地域のもので用意され(実用的なものが多いので助かります)、 特賞にいたっては地域にあるフレンチレストランのディナー無料券(1万円~)などなど、なかなかに豪華です。尚、優勝~3位入賞の町には表彰状が授与され、その町内の掲示板に1か月ほど掲示されていたりします。「どや!」てなもんですね。 ちなみに、昨年は私の住む町内が優勝しました。尚、私はこの時期決まって風邪を引くので参加していません(笑)。 それにしてもこれって、京都人の別の顔だったりしませんか? 「はんなり」なのは実は表の顔なのです(笑)。 ここまで書いて、京都人のどなたかにきっと怒られる!とちょっとこわくなりましたが、所詮よそ者のたわごととして、流していただければ幸いです。

Bonjour tout le monde. Je m’appelle Cici.

こんにちは、9月から入社しました翻訳事業部の葉と申します。 初めてのブログですが、バイオリンとチェロについてお話ししたいと思います。 バイオリンを習い始めたのは、大学院2年生の頃でした。写真は当時使っていたものです(ヤマハBraviol V7SG 4/4)。 紙幅の関係上、ここで自分が最も好きな三曲をお薦めしたいと思います。 The Promise(Secret Garden) Introdution & Rondo Capriciosso(Saint-Saen) Gipsy Air, Zigueniweinsen(Sarasate) いずれも、Youtubeで動画が見られますので、ぜひ一度聴いてみてください。 チェロは、バイオリンと違い、音が低くて、とても優雅な楽器だと思います。ここで二本チェロに関する映画をお薦めしたいと思います。 『Hilary and Jackie』(1998,イギリス) 『Like Sunday, Like Rain』(2014,アメリカ) スタイルが全く異なる二本の映画ですが、チェロだけでなく、音楽以外の人生に関する哲理も得られるのではないかと思います。ぜひ見てみてください。

Translation Happens at Home

Last month an unfortunate story of misunderstanding blew up on local Twitter and newspapers, even making it to BBC News in the UK. A convenience store was in commotion over a foreigner of Asian descent openly stealing a drink, and was arguing with staff demanding to know ‘what have I done wrong!?’. Neither the customer nor the convenience store staff seemed to be at fault, instead the problem was with the design of the drink bottle’s label, which reads ‘Free Tea’ (フリーティー). Why might this be a problem? Whilst the word ‘free’ has many meanings, a native English speaker is most likely to think of ‘given or available without charge’ (Oxford Dictionary of English). According to the Japanese manufacturer’s product site, the product’s slogan is ‘ストレス社会解放応援飲料’, a drink to support freeing oneself from the stresses of modern life. ‘Free’ is also often used as a loan-word in Japan for things ‘free of’ something, such as calories, alcohol or purine. Even amongst Japanese native speakers this loan-word has a few meanings but its meaning broadens when read by a native English speaker as English, unlike the Japanese ‘自由’ or the French ‘libre’, doesn’t make a distinction between free of cost and freedom of self. Translation and native checking services are thought of being a necessity when developing products or offering services abroad, but as the market for ‘inbound’ services in Japan grows with increasing tourism as Japan looks towards the 2020 Olympic and Paralympic Games, it’s equally important to consider the […]

フランス人の運転は本当に粗い?

こんにちは。京都支店の朴です。 9月末、遅い夏休みに、家族旅行でフランスのニースに行ってきました。 滞在中は天気に恵まれ、毎日が海日和でとても楽しい時間を過ごすことができました。 (今も若干、日焼けの跡が残っています。笑) ご存知の方が多いと思いますが、フランス人は運転が粗いとよく言われます。車のバンパーはぶつけるためにあるとか…。まぁ韓国もどちらかというと粗い方なので、フランスの運転にはあまり驚きませんでした。 むしろ、来日して間もないとき、日本人のマナーの良い運転に感動しました。 フランス滞在中は車に気を付けるようにしましたが、信号のない横断歩道を渡るときは、どの車も歩行者が先に渡れるよう、止まってくれました。 当たり前でしょ!と思う方が多いと思いますが、日本では信号のないところだと、意外と停止してくれないのです。 JAF(日本自動車連盟)の調査で「信号機のない横断歩道で歩行者が渡ろうとしていても、9割以上の車が止まらない」という結果が発表されています。 確かに、フランス人の運転は粗いと思います。日本人の運転が世界的に見てマナーが良いということも間違いないです。ただ、どの視点で考えるかによって、見方も変わるのかなと思う旅でした。

Typhoon

こんにちは。経営管理部の古橋です。今年は台風が毎週のように現れて大変だったイメージがありますが、気象庁の統計によると台風の年間平均発生数は約25個。今年の発生数は10月の今日現在で19個ですので、数的には例年とさほど変わらないことになります。8月と9月で集中して発生していたために、多い印象を持ってしまうのですね。 ところで、アメリカでは昔から台風に人の名前を付けているのはご存じの方も多いと思いますが、実は現在では台風の名前が予め決まっているということはご存じでしたか? 日本、アメリカほか東南アジア14カ国が加盟している「台風委員会」という台風防災を目的とした国際機関があり、それら加盟国が提案した140個の名前を、毎年台風が発生した順に用いて、台風の国際的な名称として定めているのです。2000年からこの命名法が使われており、名前が一巡したら、また一つ目の名前に戻ることになっています。先述したとおり台風の年間の平均発生数は約25個ですので、およそ5~6年で名前が一巡することになりますね。 各国の命名した名前をいくつかみてみると、人の名前や地名の他にも、変わった名前が多く付けられています。 タイ → プラピルーン(雨の神) フィリピン → ハギビス (すばやい) 韓国 → チェービー(つばめ) 中国 → ウーコン (孫 悟空) ミクロネシア → ソーリック(伝統的な部族長の称号) マカオ → バビンカ (プリン) どういう意図で付けられたのかは不明ですが、その国の台風に対するイメージや考え方が透けてみえるようで面白いですね。 ちなみに日本が命名している名前は、 てんびん、やぎ、うさぎ、かじき、かんむり、くじら、コップ、コンパス、とかげ、はと の10種類。いずれも星座の名前が由来になっているようです。 残念ながら日本国内では号数で呼ばれるのが一般的なので、これらの名前を目にすることはほとんどありませんが、台風発生で憂鬱な気分になったときは、「今度の台風は何て名前だろう?」と考えてみるのも一興です。 古橋

表参道の美味しいお店

こんにちは、翻訳事業部の高杉です。 今回は、ブレインウッズ東京オフィスのご近所カフェをご紹介します♪ 表参道という立地により、オフィスの周りにはたくさんのカフェやレストランがあります。 観光客の方、遊びに来られる方などをはじめとして、日本人以外にも外国人の方もたくさん訪れるエリアです。 今日はどこへ行こうかなと目移りしてしまいますが、私が最近おじゃましたおすすめの2店をご紹介します。 1店目はPIZZA SLICEさんです。 ニューヨークスタイルのピザが食べられるお店ということで、 翻訳部のスタッフで早速食べに行きました! 写真のとおり、大きなピザです。手のひらに乗り切らないほど大きな一切れです。 生地は薄めでカリカリで、ソースや具材もとても美味しいです。 大きくて食べきれない?!と思いますが、ついついおかわりしちゃう美味しさです。 2店目はFRANZE & EVANS LONDONさんです。 ロンドンにあるお店が、日本に初上陸されました。 店舗の雰囲気は近所でも群を抜くおしゃれさで、 これまたおしゃれなメニューがずらりとならぶ、デリスタイルのカフェです。 私は3種類のデリを選びましたが、どれも本格的なお味で、まるで外国にいるかのよう…。 ヘルシーなお野菜料理とともに、素敵なひとときを過ごすことができるお店です。 以上、いかがでしょうか? ほかにも素敵なお店がたくさん立ち並んでいます! あなたのお気に入りのカフェを見つけに、ぜひ表参道へ足を運んでみてくださいね。

オリンピック・パラリンピック

こんにちは。ブレインウッズ映像翻訳事業部の佐藤です。秋台風がどんどん発生すると共に暑さも和らいで秋らしい気候になってきました。 さて、今年の夏のハイライトといえばリオデジャネイロで開催されたオリンピック・パラリンピックですね。普段家で映画やドラマばかりを見ているようなスポーツに疎い文化系の私でも、同じ人間とは思えないような超人的な記録や、チームワークには心打たれるものがありました。 さらに、閉会式での引継ぎセレモニーにはとても感動し、東京オリンピック・パラリンピックへの期待がさらに高まりました。あのセレモニーを見て、長年東京に住んでいる私ですら「東京ってかっこいい!日本って最高にクール!」と思ったのですから、きっと海外の方の心も掴めたのではないでしょうか。注目のクリエーターたちによる最先端の技術を取り入れた華やかなパフォーマンスや、アニメという日本が世界に誇るべき文化が見事に融合していたように思います。同時に、こんな素晴らしい文化や日本のことをもっと海外の方に知ってもらいたいと思いました。 翻訳という仕事を通して、そのお手伝いをますますしていきたいと思う今日この頃です。

第17期を迎え

当社は9月1日から第17期に入ります。 創業17年目というと、長いような短いような、ちょっと微妙な時期に感じます。 最初の10年間は創業期で、会社をゼロから立ち上げた時期です。 今いる、次の10年は成長期。実際、ここ数年はどんどん新しい社員が入社し、会社の規模も年々拡大しています。 そんな中で、お客様に対する今までのサービスレベルを維持し、更に向上することがとても大切に思います。 現在、当社では人材開発プロジェクトを立ち上げ、各部門から集まったスタッフの協力のもと、当社に関わる翻訳者・通訳者の皆さんや、今後入社される新人社員・中途社員をどのように採用し、育成していくかに取り組んでいきます。 当社の事業はまさしく、多くの「人」によって成り立っている事業です。 その為、事業の成長は、人の成長、組織の成長とも言えます。 一緒に働く仲間を広く集め、お互いが満足しながら、そして成長しながら、 世の中の人々に役に立つサービスをどんどん提供していきたいと考えています。 相田